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蒔田演芸会23(前編) [落語]

前回の新春寄席から5ヶ月ぶりの蒔田です。さて今回は どんな噺が聴けるか楽しみです。
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・今回の出演は・・・
正月公演から復活したぺ子ちゃん。他いつものメンバーに、今回フラダンスの
ラニパウオレさんが加わりました。

  毎度の事ながら、各高座の写真はありません
  唯一きゃらめること、よーちゃんさん及びJ-Projectバンドのみと
  なります、ご了承の程。

・「売り声」:蓬生さん
昔は町内をいろんな売り声の商売人が往来していた。
「一声と三声は呼ばぬ玉子売り」、「たま~ご~」一声では「ど~れ」と、道場の
取り次ぎが出て来るようで、「たまごたまごたまご・・・」では、後から誰か追っ
かけて来るようで、「たまご~、たまご~」の二声に限る。
「大根とつくべき文字につけもせず 言わぬ牛蒡をごんぼ~という」、「だいこんや
だいこん・・・」、これではイマイチ「でぇーこ、でぇーこ」と、「ん」を取った
逆に牛蒡は「ごぼっ」でも、「ごぼっ、ごぼっ、ごぼっ」でも具合が悪く、大根の
余った「ん」を借りて来て、「ごんぼ~、ごんぼ~、ごんぼ~」となる。
金魚屋の声は涼やかに一町一声、「きんぎょ~え、きんぎょ~~ぅ」と、優雅に水の
中を泳ぐ金魚のように言った。
ある夏の日、「お~いわしこぉっ、お~いわしこぉっ」、すぐ後から「ふるい、ふるい
ふるい~」と
魚屋「こらぁ、篩屋(ふるいや)、俺は生ものを売ってるんだ。後から『古い~』って
ついて来られちゃ たまんねえや。向こうへ行ってくれ」と
篩屋「いつもここらを売って歩ってるんで、お前さんこそ ほかで売ったらいいだろうが」
魚屋「生もののあとだから具合悪いってんだ。・・・じゃあ、お前先にやれ」
「ふるい、ふるい、ふるい~」、「お~いわしこぉっ」で、古い鰯でこりゃ駄目だ。
魚屋「・・・ほかに行かねえと張っ倒すぞ」と、喧嘩が始まった。そこへ古金屋が割って
入った。
古金屋「同じ小商人同士が喧嘩したってどっちの得にもなりゃしないよ。悪いようには
しないから、・・・まあ、魚屋さんが先に立ってやんな、篩屋さんが続いて、その後から
あたしがやるから」
「お~いわしこぉっ」・・「ふるい、ふるい~」・・「ふるかねぇ~、ふるかねぇ~」
って^^;

・「フラダンス」:ラニパウオレさん
初参加のラニパウオレさんです。ハワイの有名な曲のカイマナヒラを踊られました
自分、日本舞踊はイマイチしっくり来ないけど^^; フラダンスなら、まだ馴染みが
ありますね・・・

・「寿限無」:ペ子ちゃん
有名な「寿限無」です。
何しろ長い名前を繰り返すいつもの形ですが、学校に上がり友達が登校の誘いを
しに来たら時間が経ちすぎて、とうとう卒業の日が来たしまったとさ。そして
寿限無の友達の金坊が「寿限無に殴られ、コブタンが出来た」と、寿限無のお袋さん
亭主に話すやら寿限無に聞きただすやら、金坊に「コブはどんなかと聞いたら」
「もう引っこんじまった」と^^;

・「歌謡」:enさん
「スナック enへようこそ!」と始まったenさんの歌です。前回同様に観客に
おつまみ?を配るenさんです。
安西マリア『涙の太陽』と小柳ルミ子『お久しぶりね』の2曲を熱唱した、enさん
でした。

・「天狗裁き」:きゃらめるさん
DSC01565.JPGDSC01576.JPG家でうたた寝していた八五郎は女房に揺り起こされる。渋い顔をしていたと思えば「にたっ」っと笑ったりと、可笑しかったので「どんな夢を見ていたんだい?」と尋ねられるが、八五郎はまったく覚えていない。
女房は「人には言えないような夢を見たから言えないんだ」と、しつこく尋ね返し仕舞いには夫婦喧嘩に発展。
あまりにウルサイ夫婦喧嘩に仲裁に入った隣の住人だが、「オレとお前の仲、オレには話せるよな」と夢の中身を訊かれ結局、喧嘩に。
これを聞きつけた大家が同様に喧嘩を仲裁に入るが「どんな夢なのか」訊かれ、八五郎は「覚えてない」の一点張り。激怒した大家は長屋から出て行けと言う。
話が大きくなってしまい奉行所が裁くことになる。話を聴いたた奉行は「こんなことで お上の手を煩わせるとは何事だ」と大家を注意する。で、誰も居なくなった白砂で奉行が「何の夢を見たんだ」と結局は夢について訊かれ答えられない八五郎は、奉行所の庭木に吊されてしまった。
庭木に吊るされ途方に暮れる八五郎であったが突然、突風に身体を巻き上げられると、そのまま気づいたらどこかの山奥にいる。そして目の前には大天狗がおり、たまたま奉行所の上空を通ったところ理不尽な目に遭っているのを見つけたので助けてやったという。八五郎は感謝するが、やはり大天狗も八五郎の夢の内容を。「知らない」と言うと激怒した大天狗はその首を掴む。八五郎は首筋に大天狗の長い爪が食い込むため悶え苦しむ。
ここで八五郎は女房に揺り起こされる。見れば自宅でうたた寝していたようで、女房曰く「だいぶうなされていた」と。
八五郎が助かったと安心しているところに女房が言う。「どんな夢を見ていたんだい?」

・「権助芝居」:まつりさん
町内恒例の素人芝居の当日だが、なかなか幕が開かない。伊勢屋の若旦那が役不足で
前日になり急に役を降りると。
世話役は飯炊きの権助を代役にと考え、伊勢屋の番頭に権助を呼びに行かせる。番頭が
権助に芝居をやったことがあるか聞くと、村の鎮守の芝居で「ちょうちんぶら」に出た
ことがあるという。よく聞くと「忠臣蔵」で七段目の一力茶屋の段でおかるの役だったと
いう。相手の勘平はどんどろ坂の茂十で、むろんどたばたの舞台だったようだが、この際
やむを得ず、番頭は権助に一分渡し代役を頼む。
今日の出し物は『有職鎌倉山』で、権助の役は「まんまと宝蔵に忍び込み」、鏡を盗み
出し、捕まって縛られ、首を斬られるという非人の権平だ。伊勢屋の若旦那は「役は
くじ引きと言えども、こんな役を行ったら店に傷が付く」と断ってきた。
権助も役を聞いて何度も断ってきたが駄賃をやると言う事で引き受けた。
やっと舞台の幕が開くが、役者がなかなか出てこない。そこへ押されて宝蔵の壁から転げ
出てきた権助さん、「・・・まんま、まんま・・・」と叫んでいるのが、伊勢屋の若旦那
ではなく、飯炊きの権助と分かると客が「どうした権ちゃん、まんま焦がしたか」と
はやし立てる。すると自尊心を傷つけられたか権助さん、「始めチョロチョロ、中パッパ
赤子泣いても蓋とるな」なんて飯の炊き方を講釈しはじめる。
ついに捕まって後ろ手に縛られた権助さん、客が「権ちゃんどうした、縛られたな」と
やじると「本当は縛られてねえ、ほらこのとおり」なんて両手を前に出す有様だ。捕り手
役は怒って本当に縛り、刀でキリキリと絞り上げる。
捕り手役「誰に頼まれた、白状しろ」。権助「番頭さんに一分もらって頼まれた」と

・「日本舞踊」:都志美さん
今回も二舞を。初めは女踊り、2つめは男踊りを披露。う~ん何度見ても日本舞踊は
判んないな・・・(^^ゞ

・「たがや」:㐂ん肉さん
珍しく噺の途中で詰まった㐂ん肉さんでした^^;
両国の川開きの花火見物で両国橋の上は大変な人出でで身動きがとれない。花火が打ち
上がるたびに「玉屋ぁ~」「鍵屋ぁ~」の掛け声が上がるが、「橋の上玉屋玉屋の声
ばかり なぜか鍵屋と言わぬ情(錠)なし」の歌にもあるように、玉屋の掛け声が多い。
橋の上を通りかかったのが桶のたがを抱えた たが(「たがが外れる」のたがです)屋。
見物人に押されたはずみに、たがが外れて馬で通りかかった武士の笠を飛ばしてしまう。
たが屋は平謝りに謝るが、怒った武士は手打ちにすると言う。
いくら謝っても許されないたが屋は「切るなら、切れ」と開き直る。伴の侍が、刀を
抜いて切りかかってくるのを、たが屋は体をかわして刀を奪い、切り倒す。
次の侍も切りつけてきたが誤って欄干に刀を食い込ませてしまった所に、たが屋は切り
つける。こうなると群衆は皆、たが屋の味方で馬上の武士に悪口雑言、小石なんかを
ぶつけはじめる。
馬から降りた武士は槍を取り、たが屋めがけて突き出した。たが屋は刀で槍先を切り
落としてしまう。槍先のない槍ではやりくりがつかず武士は槍を放り出す。武士が刀を
抜こうとしたが たが屋のほうが早く、刀を横にはらうと武士の首が天高くスポ~ン。
群衆「たがやぁ~」

  ここで、中入りとなりました。

後編に続く^^;

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コメント 15

さる1号

自分は来月末のUPになりそうです^^;
もうちょっと急がないとなぁ
by さる1号 (2023-06-27 06:23) 

Rchoose19

改めて思い出しても面白い噺の数々でした♪
「まつりさん」の権助さん、本当にいそうな感じしました。
ペ子さんは熱演でしたねぇ~~(#^^#)
よ~ちゃんさんは、いつも通りの安定感でしたねぇ~。
お休みとってお出かけして良かったなぁと思いました(#^^#)
by Rchoose19 (2023-06-27 07:42) 

拳客

寄席は行った事が無いんだよな・・・
by 拳客 (2023-06-27 11:09) 

kinkin

>さる1号さん
当日はお疲れ様でした。
おっと、Up予定の記事がまだまだあるのかな・・・投稿間隔を
縮めめますか^^;

>Rchoose19さん
当日はお疲れ様でした。
ペ子ちゃんも、まつりさんも、頑張っていましたよね・・・
㐂ん肉さんは、どうしちゃったんですかね^^;

>拳客さん
こんばんは、いつもご覧いただきありがとうございます。
漫才などのお笑いも良いですが、落語も良いですよ飽きません。

by kinkin (2023-06-27 20:08) 

くまら

フラダンスまであるんですか??
幅広いですね
by くまら (2023-06-28 10:27) 

kinkin

>くまらさん
こんばんは、いつもご覧いただきありがとうございます。
個人的には日本舞踊よりフラの方が良いんですけどね・・・^^;
by kinkin (2023-06-28 19:52) 

ぼんぼちぼちぼち

寿限無は、仰るとおり、とても有名な噺でやすね。
中学で演劇部に入ったら、基礎訓練として、フルネーム覚えさせられやした。
今でも言えやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2023-06-28 20:04) 

kinkin

>ぼんぼちさん
おはようございます、いつもご覧いただきありがとうございます。
それは凄い、自分は途中までですね^^;
by kinkin (2023-06-29 04:16) 

美美

演芸会では落語だけでなくフラダンスや日本舞踊もあるんですね。
5か月ぶり、皆さん楽しまれたことでしょうね(^^)
by 美美 (2023-06-29 16:45) 

kinkin

>美美さん
こんばんは、いつもご覧いただきありがとうございます。
出演される方は素人の方ばかりですが、上手なんですよね・・・
フラダンスは今回初めての参加なんですよ。
by kinkin (2023-06-29 19:40) 

まこ

お世話になりました~
いつも丁寧なご報告
有難うございます(*´▽`*)
近々では、なかなかアップ出来ないので
頼りにしています!!
by まこ (2023-06-29 22:29) 

ロートレー

kinkinnさんから寄席のご説明を頂いて思ったのは
会話のやりとりの妙や、絶妙の間や落ちを本当に楽しまれているんだな~と
だから古典落語が繰り返し演じられるんだな~と納得しました^^

by ロートレー (2023-06-30 05:09) 

よーちゃん

遅くなりましたが、改めてご来場ありがとうございました!
「天狗裁き」、まだまだ改良点がいっぱいあるなと痛感。
もっと精進しますっ!!
by よーちゃん (2023-06-30 11:28) 

お散歩爺

寄席が見られるなんて最高です。
田舎にはな~~ンにも無いんです(=_=)。
by お散歩爺 (2023-06-30 16:59) 

kinkin

>まこさん
当日はお疲れ様でした。
早く記事にしないと、どんどん記憶が薄れて来ちゃうんですよね
忘れないうちに・・・(^^ゞ

>ロートレーさん
こんばんは、いつもご覧いただきありがとうございます。
確かに漫才やコント等の笑いを取るものも良いですが、直ぐに飽きます
落語は噺のあらすじを知っていても何度聴いても良いものですし
噺家さんによって味が変わるのも良いですね。

>よーちゃんさん
当日は、高座お疲れ様でした。
自分は唯々面白可笑しく聴かせて頂いたのですが、よーちゃんさんが
高座に上がっているからこそ、気付くところがあるのでしょうね。

>お散歩爺さん
こんばんは、いつもご覧いただきありがとうございます。
自分も大磯の片田舎^^; から、横浜まで繰り出しての落語ですよ~

by kinkin (2023-06-30 20:32) 

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